腹を括って行ってからなんとかする｜ PLAZA SELECT GROUP RECRUIT

こんにちは。プラザセレクトグループ代表の三谷浩之です。

あっという間に月日が流れていました。このブログを書く時は自社の状況と社会の環境変化を比べながらテーマを書くことが多いのですが、ここ1年ぐらいは急速に地方の中小企業は厳しい経営環境になっているなという感覚です。5年、10年前も景気が悪いとよく言っていましたが、今の状況に比べると当時はとてつもなく好景気だったような気がします。同時にとてつもない速さで新しい技術や新しい常識が生まれ、どんどん便利になっています。将来は起業したいと思い学んでいた20代の頃は、「会社経営とは環境変化対応業」と教えてもらい「強いものが生き残るのではなく変化に対応したものが生き残る」というダーウィンの進化論をもとにビジネスとはなんたるかをご指導いただきました。まさに経営者となった今その言葉の真の意味が身をもって理解できます。

と、まぁ世の中のことを思うと結局ある程度の予測はできてもそうなってみないとわからないことも多く、また振り返るとそうだったという結果しかありません。このような環境の中でもプラザセレクトグループが10年目を迎えることができ、それなりの結果を出してきたことについてここがポイントだったなと思うことがあります。

それは自分たちの理念を掲げ、どんな時も自分たちの軸をぶらさず、今自分たちができることに愚直に向き合うこと。そしてその中で常にアンテナを張り情報を集め、良いと思ったことに対しては変化を促し、新しいことに挑戦してみること。これらがポイントだと思います。守り目線では、このままではまずいという直感が働き、事実目の前の状況が悪いほうに行き始めていると感じはじめたタイミングで即座に自分たちを再点検し、修正をいち早くすることも大事なことだったと思います。様子見をする時間はどんどんリスクを増大する、すなわち選択肢を狭めていく可能性を秘めていると私は思います。

どうであれ素早く変化することが大事です。今までやってきたことを捨てたり、新しいことに取り組むのは勇気が必要なことです。もしかしたらそのままいても、勝手に環境が変わり勝手にラッキーが起きるかもしれません。それでも私は自分の人生や自分の会社の主導権を他者に委ねることなく自分の手で持っておきたい。良いことも悪いことも全て自分の判断で自分の責任で結論を出したい。何もしないとしてもそれは戦略的何もしないであり、この時までは何もしないと積極的に選択する。なんとなく結論を出せずに時だけが流れるのは良くないと思っています。

この生まれ持った性格が変化に対応するスピードを上げたり、新しいことをやる後押しになっているのかもしれませんが、結果的に勇気を持って素早く決断を下し行動に移すということは振り返ってみてよかったと思います。失敗もたくさんしましたがそれ以上にうまくいったと思えることが多かったと思います。それに積極的選択で思うような成果が出なかった場合は、経験という成功を手に入れたと自分でも納得できます。

今期に入って新しい事業を立ち上げその事業推進を加速しています。既存事業も改善を繰り返しもっといい方法はないかと模索し日々仮説と検証を繰り返しています。今後どうなるであれ、自分で決めて自分で進んだ道を良かったと思える環境にするのは自分次第です。行った先でどうにかするしかない。きっとこれが数年後、あの時やっててよかったなと思う結果になると信じて今できることをやっていきます。