2024年を振り返り、新しい挑戦への扉を開く｜ PLAZA SELECT GROUP RECRUIT

こんにちは。プラザセレクトグループ代表の三谷浩之です。

2024年も残すところあとわずか。今年一年を振り返ると、日々「どう動くか」を自らに問い続け動いた一年でした。そこには多くの挑戦と発見があり、同時に創業10年目にして初めて肌身で厳しい経営環境を感じた年でもありました。創業以来10年間経営が厳しいと感じることがなかったこと自体が普通ではなく、それがとても恵まれていたことだったと改めて実感した一年です。

プラザセレクトグループの事業を振り返ると、オリジナル住宅ブランドの「リラクス」は物価高騰などで経済環境が益々厳しくなった今年も、お客様に開発当初のコンセプト通り「リーズナブルでおしゃれな住宅」を提供できた一年でした。今年は原価高騰に対応するためさらに施工プロセスやコスト管理の見直しなどを通じて、社員一丸となり効率化と価値提供を追求してきました。この取り組みの中で、数年前と同様に完成前に建売住宅が売れるケースはまだまだ続き、改めて「リラクス」というブランドへの期待を感じる瞬間が多くありました。「こんな家が欲しかった」というお客様の声が、私たちにとって大きな励みとなっています。

一方で、新たな挑戦として立ち上げた民泊「巡り宿」シリーズは今年5施設を開業し運営開始。どの宿も人気宿に成長しました。現在も1月末頃オープン予定の施設の準備も進んでいます。地方の魅力を日本人にだけでなく世界に発信する場として、多くの方にご利用いただきました。特に訪日外国人旅行者に、日本の文化や地方ならではの体験をしていただけたことは大きな成果でした。「ここでしか味わえない日本の体験」を提供できる場として、ただの宿泊施設にとどまらず、地方の魅力を味わってもらえる拠点として利用していただき特別な空間を創り出せたと感じています。

事業構造として「巡り宿」では、本業である住宅や不動産投資の建築不動産事業で培ったノウハウが大いに活かされています。土地情報の収集と利用計画立案、効率的な設計や施工の技術、これら長年のノウハウが新たな民泊事業立上げの基盤となりました。これこそ10年積み上げてきたものが次のチャンスに昇華していった誇るべきことだと思っています。そしてこの民泊事業の取り組みは、日本全体が抱える空き家問題の解決や、地域活性化の糸口としても期待が持てるものです。これからも「地域とともに歩む企業」として、社会に新しい価値を提供していきます。

冒頭に書いたようにこの一年は経済環境や住宅市場の冷え込みという逆風を強く感じる場面は多くありました。しかし、私たちはその中でも「何を変えれば成長できるか」を考え、行動を重ねてきました。一年を通じて改めて実感したのは、行動することの大切さです。「まずやってみる」ことで、見えてくる景色があります。その一歩が課題を浮き彫りにし、改善を重ねていくうちに、新たな可能性を発見する。社員一人ひとりがこの精神を実践してくれたことで、私たちは2024年の厳しい戦いの中で次につながる光を見つけ出すことができました。

2025年も、私たちは住宅事業の「リラクス」を核としながら民泊「巡り宿」を成長させ、さらに多くの方々に価値を届ける挑戦を続けます。挑戦には時にリスクが伴いますが、その先にある新しい景色を見に行くのが私たちプラザセレクトグループのスタンスです。地域と世界をつなぎ、そこに生まれる「にこっ」を広げていく。これからもその歩みを止めることなく進んでいきます。

最後に、今年一年お世話になったすべての皆さまに感謝申し上げます。そして、2025年も共に進む仲間としてよろしくお願いいたします。来年が皆さまにとって新たな発見と成長の一年でありますことを願っています。