こんにちは。
プラザセレクト代表の三谷浩之です。

プラザセレクトの第4期があと少しで終わろうとしています。4年前に創業した頃を思い出すと今はなんと贅沢なことだろうとしみじみ思います。創業メンバーとは今でこそ笑い話になっていますが、初めの頃はホームページも無ければ商品も未完成。お客様に恵まれてご契約の確約をいただいた時にはとても嬉しかったものです。しかしその契約書を作っている最中にハサミが無いことに気づいて文房具さえもままなっていない状態に自分達でも失笑です。やっとの思いで受注してきても工事をしていただける業者さんや職人さんを探すのにも一苦労。お金も無ければ信用も無い所から、よくもまあここまで来たものだと、毎期毎期の期末が近づくとふと振り返って思い出します。今思えばそれはそれで楽しかったですね。

ここからわかることは「未来は誰にもわからない」ということです。

我々プラザセレクトにもいろんなことは毎日起きますが、大きな流れで見ればうまくいっています。しかしこれはいろんな可能性があった未来の中の一つにすぎない。運も良かったと私は思いますし、もっと厳しい状態になっていた可能性もあります。そして今までの成長は、この先の未来の成長を担保しているものではありません。明日業績が転落する可能性もあれば、来期も更なる成長を遂げている可能性もあるのです。

そんなことはみんなそれぞれの人生を歩んでいるので過去に体験済みの当たり前の話ですが、この事実としっかり向き合い、認識しておくことは大事なことだと思っています。

人間なら誰もが、うまくいっている時はこれが永遠に続くかのような錯覚をしてしまい浮かれてしまうことがあります。その逆にとてもつらい状態になった時も、これが永遠に続くかのような悪夢に取りつかれることがあるでしょう。
しかし現実は、今の状態が未来もそのままということは日常生活ではまずあり得ません。

だから今の状況の良し悪しにかかわらず、未来に対して不安を抱くよりは未来に対して希望を持った方がいいし、起きるか起きないかわからない何かを恐れるよりは、次に起こる何かが楽しいことだといいなと想像したほうがいいと私は思います。

今この瞬間は失敗だったと思うことでも月日が流れればあれはあれでよかったなと思えることもあります。当然その逆で、今は良いけど未来にそれが原因でトラブルになることもあります。そしてその先はそれが好転するかもしれない可能性もあります。
こう考えると瞬間瞬間ではなく、ある一定の長さの時間軸で物事を見るということは、未来を明るく考える一つの手法であると私は思っています。

今の自分の決断や行為が正しいかどうかは未来にならないとわからないものです。
だったら、ああなったらどうしよう、こうなったらどうしようと不安を抱えていろいろなことを先送りにしてしまうよりも、今決めたこと今やっていることに集中して、目の前のことに覚悟を持って取り組むことのほうが大切です。

変えられるのものは自分と未来、変えられなものは他人と過去。
自分の意思と努力で変えられないものを嘆いたり悩んだりすることをせずに、自分の意思と努力で変えられるものに焦点を当てて今この瞬間に全力を注ごう!

身も蓋も無い言い方をすれば、今この瞬間に最良と思ったことだとしても、どうせ未来はわからないのです。
だからこそ今この時を大切にして、決めたことに覚悟を持って行動し、そこで得られる経験値をたくさん積み上げたほうがきっと人生は豊かになるはずです。

今この瞬間を全力で生きる。それがいい。。