こんにちは。
プラザセレクトグループ代表の三谷浩之です。
この2月からプラザセレクトがこの世に生まれて6年目となります。
1月末で第5期が終わり、結果的に創業時からずっと順調に成長してきました。
多くのお客様とビジネスパートナーのおかげで5年連続増収増益の成長を続けられているのはとても幸福なことだと思っています。
しかし今年からは経済状況の様相が変わってくるのではないかと経営者の感覚として感じています。昨年の秋に消費税増税という現実的な政策が施行され、今年は東京オリンピックです。これを境に良いか悪いかは別として何かしらの変化があるでしょう。タイムリーな話ではイギリスがEUから離脱し世界の地域に変化が起こりはじめ、コロナウイルスの感染が世界中に広まっています。また日本国内では働き方改革のもと企業と従業員のありかたも今までとは違うバランスになるでしょう。大手企業やメガバンクでは大規模なリストラ計画も発表されていますが、同時に別視点では自由な働き方という考えでテレワークや副業推進、週休3日制の導入を試みている企業もあります。
ありとあらゆるところで今までの常識の延長線上にはないものが生まれています。「今まではこうだった」「ずっとこうしてきたから」などという頭からの否定や思考停止。「このままでも特に今は問題ないから」「リスクがあるから」などという決断できないだけの保留や責任転嫁、なんとかなったらいいなという他力本願な先送り。誤解を恐れずに言うならば、上記のようなことでも今までは何とかなってきた時代だと思います。しかしこれからはなんとかならない。私はこれからの時代をそう思っています。
今の世界情勢、経済環境を私の見解で生物に例えると、進化過程で少しずつ変化しているというより、脱皮によって姿かたちが全く変わり特性自体に変化が生じるような劇的な変化を迎えている情勢です。
地球上に無数の生物が生まれ進化し絶滅していく過程、それは人間も企業も同じです。今は地球の覇者として君臨している人間や有名な大企業も今この瞬間の出来事にすぎません。過去を見れば人間の前の地球の覇者恐竜は絶滅し、一流と呼ばれた大企業も倒産した事実があります。このような歴史を直視する必要があります。
次は自分の番かもしれません。自分にだけは最悪が来ないと思っては駄目です。油断していれば自分にも最悪が訪れますし、ぼーっとしていたらライバルに取って代わられます。
手前味噌ですが第5期まで増収増益の破竹の勢いで成長しているプラザセレクトグループ。我々は生まれてすぐで弱小だったからこそ日々恐れを抱えながら慎重に生き、無くすものがないからこそ大胆に立ち向かい、新しいからこそ過去のしがらみなく変化してきました。だから成長できたのです。この過去の実績がこれから先の未来を保証することは一切ありません。今まで良かったからこれからも良いという因果関係は全くないのです。
好調だった5年間を終え、第6期をスタートするこの輝かしい瞬間に悲観的なことをたくさん述べたのは危機感からです。我々は理念を実現をするために、夢や理想を実現するために集まった集団です。その過程で夢見心地になってこの厳しい現実を直視せず現実逃避すれば必ず滅びます。現実を見据えこの5年間の過去に奢ることなく、日々慎重にそして大胆に勇気を持って進むことで我々はまだまだ成長するでしょう。
現実的な話でプラザセレクトグループに関してだけ言えば好調な集客を維持していますし工事量も昨年同様確保できています。だからこそ悲壮感ではなく前向きに危機感を持つことができます。理念に共感して集まった社員とならばきっとスタートをきった第6期も成長できると確信しています。
変化に対応したもののみが生き残るというダーウィンの進化論のように、プラザセレクトはそして私は、今までの延長線上にはない常識から逸脱した環境変化にも対応できる会社でありリーダーであろうと第6期のスタート時点での心構えとしてここに記します。
『謙虚にして奢らず』
どんな時も前向きに!第6期もたくさんの「にこっ」を集めて楽しもう!
きっと面白い時代がやってくる!!!