こんにちは。
プラザセレクト代表の三谷浩之です。

今年もそろそろ終わりに近づいてきました。平成という元号も今年で最後となるので「平成最後の〇〇」みたいな表現をよく耳にします。幼いころのかすかな記憶ですが「平成」という文字が紙に書かれて元号が発表される瞬間のニュースを見たような気がします。それから30年が経ったのだと思うと月日の流れは早い。私がプラザセレクトを創業したのも約4年前。来月1月末で丸4年が終わり2月からは第5期となります。これまた早い。あっという間でした。

何かが生まれて何かが終わる。そしてまた新しい何かが生まれてまた終わる。この繰り返しが自然の摂理です。人間も会社もこの世にあるものはほぼ例外無しで、この世の全ての事柄がこの自然の摂理と同様新しく生まれては時を経て消えていきます。

人間に寿命があるように、会社にも寿命があります。現代人に目を向ければ過去と比べれば寿命は各段に長くなっています。人間がもっと生きたい、もっと病気や怪我を治したいと強く思ったからこそ技術力が進化し寿命を延ばすことを現実化してきたのです。しかしどれだけ医学が発達しても人が永遠に生き続けることはできません。

一方、会社の場合は人間と違って理論上は永続的に生きることができます。一人の人間の寿命とは関係なく、次世代、そして次の世代へとバトンを渡すことができるからです。その過程の中で、世の中に必要とされる商品やサービスが少しずつ変化するでしょう。移動手段一つとっても人は太古から現在まで、歩き、馬に乗り、車に乗り、空を飛び、そして今や宇宙にも進出し、陸での移動速度はどんどんと伸びています。このように時代と共にニーズとトレンドは変化します。その移り変わりに対応して柔軟に変化した企業が世代を超えて生き残っています。逆に変化できず時代に取り残された企業が倒産へと向かって進みます。

人も企業も何もかもこの世に生まれたと同時に何かしらの役目があります。その役目を形を変えながらも永続的に果たすか、どこかで終わりを遂げるのか。我々はこれからも永続的に社会に役立つお役目を自らで創り出し、そのお役をいただき、目の前の人に「にこっ」と笑顔になっていただく存在価値を生み出し続けていかなくてはいけません。役目が終わったと言われてはならないのです。誰かのお役に立つ存在でありたいのです。

来年からプラザセレクトも更なる進化のために仕掛けをしていますが、変化するということは成長の要素として重要です。この4年間成長軌道に乗っていることに奢ることなくさらに地盤を固め、市場の変化に柔軟に対応していかなくてはなりません。そして一つでも多くの「にこっ」の数をこの世に生み出し続けられるように第5期が始まる来年も変化を楽しむ風土を熟成していくことが大切だと、改めてこの年末に振り返り今年を締めくくります。