こんにちは。
プラザセレクトグループ代表の三谷浩之です。

令和2年はコロナによって世界中が混乱した年でした。そしてそれは今なお続いています。地方に住んでいる私は今振り返れば年初くらいはまだまだ他人事のようにニュースを見て大変なことが起きてるなぁくらいのことでした。それが4月くらいになると状況は一変。マスク無しでは外に出ることも不安になり、外出そのものも控えるしかない状況となりました。一時はマスクをはじめとして生活必需品が品薄になる状況もありました。

そして経営者の私からすれば最も難しい舵取りとなる判断を即座にしなければいけない状況となりました。世界、日本全体における経済活動がブレーキを踏まざる得ない状況です。会社の維持と従業員とその家族の命を守る義務が私にはあります。それはウイルスからだけでなく経済的にもです。どのような形であれ不幸にしてはいけない。情報が無い中で最善と思われる選択と決定をしてみんなを導かなくてはいけない状況でした。

このように今までの常識が全く通じない状況に身を置かれ、自分の意思とは関係なく強制的にルールチェンジを余儀なくされる時があるということを身をもって知りました。人には自分だけの力ではどうしようもない流れが来るものです。しかしその中でもなんとか活路を見出して生き抜かなくてはいけない。それが試された時期でもあります。

我々の場合はたまたま本業の業種がよくて大打撃を食らっていません。一時的にお客様の数は減ったり、工事の材料が手に入らなくなったりと問題は生じましたが、その時期を乗り越えれば今は状況は立て直せています。そしてプラザセレクトグループの場合はコロナとは関係なく創業の頃から環境整備に力を入れ無駄なものをなくし業務の効率化を磨いていました。また実務面でも業務の合理化、IT化を促進していましたので数年前からWEBを中心とした集客活動であったり、リモートワーク、オンライン商談などが日常的。よってコロナだからこうしたということもなく、日常業務はいつもと変わらずの状態。この時代に合わせて仕組みを変えないといけないと躍起になっている他企業さんを横目にいつもと変わらず自然に業務ができたことは幸い。オンラインで業務をすることにも慣れている社員ばかりでしたので何も不自由もなくスムーズに時代に対応できました。気にするのは目に見えない未知のウイルス対策のみだったのも企業活動においては我々にとって幸運だったと言えます。

不幸にも努力だけではどうしようもない業種が本業である方々は苦しい時期かもしれませんが、我々の業種においてこれらを振り返った時に思うのは、何もない平常時にどれだけ自分たちの「刃を研いでいるか」がとても重要だったということです。事が起きてから右往左往していては遅く、その間に資金がショートすれば会社は潰れます。判断の早さ、決断の早さ、行動に移す早さ、導入してできるようになるまでの早さ、これらの早さで生死を分ける時があります。だからこそ順風満帆の時に次に来るかもしれない危機を想定して準備をしておかなくてはいけません。そしてあらゆる技術がすごい速度で進化している時代。いち早く最新のものに触れ、使えるものはどんどん取り入れて仕事のやり方だけでなく考え方も進化していかなくてはいけないと思うのです。

我々は今回それを身をもって学びました。そしてあらゆるルールチェンジが余儀なくされる時はピンチばかりではなくチャンスも無数に転がっています。それらをつかむためにも平常時から自分たちの刃を切れ味鋭くするため「刃を研ぐ」ことが重要なことだと思います。

最後にこのような中でも我々が通常通りに業務ができているのは医療関係者の方々の努力と支え、それに関わる関係者の努力、また世界中の人たちのみんなで乗り越えようとする想いと行動があるからです。だからこそ今自分たちができることをできる限りやっていかなくてはいけません。年が明けてこの状態が少しでも良くなっていることを祈りつつ自分達のできるところで前向きに取り組みます。

本年もありがとうございました。


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